こんにちは
フリーランスの映像クリエイター/グラフィックデザイナーのよこやまです。
オンラインサロンの箕輪編集室と前田デザイン室にも属しています。
両サロンで動画をアップすることが多いのですが、箕輪編集室で作成した動画の制作過程をnoteに書き記していきます。
今回は第2段です。
第一弾からだいぶ時間が空いたので今更感がありますが。
まずはこの動画をごらんください。
今回はこの部分の説明です。
前回も書きましたが、それほとテクニックを使用しているわけではありません。
まず、テキストのイメージから作りました。
維新のイメージとイベントのキャッチコピー「普通って何?」というものをここで表現したかったのですが、動画と音楽のイメージが強めなのでこのままでは合いません。
アレンジを加えて、「普通とは何だ?」としました。
ここで、ミスをしていました。
テキストにモーションブラーをかけるのを忘れてました。
こちらの動画ではモーションブラーをかけています。
モーションブラーの説明はこちらからご覧ください。
背景ですが、山口県の地図をパス化して線エフェクトで描画しています。
After EffectsにIllustratorのパスをコピーできますので、調整レイヤーにマスクとしてコピーし、線エフェクトをかけています。
背景を和風にしたかったのでフリー素材から和柄のテクスチャを探してきて使っています。
これで和風のイメージになりました。
あとは音楽の「ドン」というのに合わせてテキストを動かします。
テキストは目的の位置まで一気に動かし、その後、少しだけ動かしています。
その後は箕輪さんの写真がいくつか連続で出てきて、テキストを乗せています。
このシーンですが、プリコンボジションというものを使用しています。
プリコンボジションとは複数のレイヤーを入れ子にしたものです。作り方はレイヤーを選択し、Shift+Ctr+Cです。この入れ子構造は無限に作ることができ、プリコンボジションの中にプリコンボジション・・・というようにできます。あまり階層を深くすると大変ですので考えて作ります。
プリコンボジションの利点は複数のレイヤーにエフェクトなどを一括でかけれるところと、繰り返しで使うシーンなどで役に立ちます。
プリコンボジションの中身を更新すれば、おなじプリコンボジション全てに反映されます。トランジションなどによく使用します。
この頃、箕輪さんの写真をあまり持っていなくて、しかも解像度が低かったためそのまま使うと粗さが目立ってしまいました。
なのでこうやって色を変えたりして誤魔化しています。
色の変化はレイヤースタイルのカラーオーバーレイをプリコンボジションにかけて、時間ごとに変化させるキーフレームを打っています。
最後の動画部分は、何かのイベントに向かう箕輪さんの動画で、これまた画質が荒かったので白黒にし、かっこよさそうなシーンを切り取って使っています。
実際の動画は和やかな雰囲気なのでまったく別物です。
今回は限られた素材をもとにどのように完成イメージに合わせていくかの説明でした。
次回はまたいつになるかはわかりませんがよろしくお願いいたします。
この記事はnoteで書いたものを転載しております。
よろしければnoteもご覧ください。
https://note.mu/pankish/n/n960071fba352